「え?ここ風神の溜まり場だけど?」 当たり前みたいにいうハルマは何だか憎たらしい そりゃそうだ、 風神を知らない人なんていないんだから… きっとこの県の人なら子供からお年寄りまで知っているであろう風神の事を 恐怖心をおぼえている私にハルマはあたかも簡単に、かつ爽やかにいってのけた。 「…ふう…じん」 まぢで笑えない 全然笑えない だって私は今 暴走族に囲まれているのだから