「…あ」 私はつぶっていた目を開けると、そこにはまさかな人物がいて 「レツのお姉さん……」 レツのお姉様は振り上げようとしていた馬鹿女の拳を掴んでいた。 「何してんのかって聞いてんだけど?」 美しい顔には似合わないドスのきいた声にさっきまで強気だった馬鹿女はガクガクと腰をぬかした。 レツのお姉様はレツなみに迫力満点で、「二度とこの子に近付くな」そう言うと、道路にしゃがみこむ馬鹿女を睨みつけた その後私に振り返って「大丈夫だった?」と、優しく笑って私の手を取った。