「そういえば、レツお姉さんいたんだね」 ベットにねっころがりながら濡らしたタオルを目にあてる私。 「弟もいる。」 「え!?まぢで?」 レツはベットに寄っ掛かりながら煙草を吹かす姿が凄く似合う 寝たくなかった またあの孤独な夢をみてしまいそうで… 寝れなかった だから、ただひたすらにどうでも良いことを話し続けていた私を レツは不自然に思っていたかもしれない だけどレツは眠いとか黙れとかも言わずただ「あぁ」とか「そうか」とか相づちをしていた。 それが何だか嬉しくて、私は朝方まで話し続けた