色もない
物もない
何もない部屋はあまりに殺風景で、レツらしいと言ったらレツらしい
でも本当にここで生活しているのかさえ疑う…
ベッド、テレビ、テーブル、ステレオしかない部屋
こんだけ広いのにここまで物がない意味!!
優しい私は今度でっかいぬいぐるみでも買ってあげようと思う。
「おい、なに突っ立ってんだ。」
お姉様に借りたスウェットを抱えながら、入口の前で立っていた私にレツが言った
「今入ろうと思ったの!!」
何故か反抗的な私はパタンと扉を閉めて部屋へと入った
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