あたしは、物心着いたときからおっ母さんの事は知らない… というより、産後の日立ちが悪くてあたしを生んですぐ亡くなってしまった。 だから、あたしの事はお父っつあんが一人で育ててくれたんだ。 そして、今一緒にいるのが、大親友のお花ちゃん。 あたしの唯一の心を開ける人なんだ。