しかも階段の上りきったとこで端に避けて待っててくれてるし。
めちゃくちゃ紳士だ。
『ありがとう。
部屋は分かるから平気よ。』
『いいよ。
用あるし。』
ん?
あたしの部屋に用でもあるの?
まあいいや。
持ってってくれてるし。
‡508‡
・Tsubaki Keika・
あたしの住む部屋のドアにプレートが掛かってた。
なんか名前の下に書いてあるけど読めないしいいや。
ジャンがドアを開けてくれて、脇にどいた。
もう何も言わないわ。
部屋の中を見てみると、
ん?
ここであってるよね?
何でホームページに載ってた部屋と違うの?
ちゃんと女の子用の部屋を見たはずなのに。
なんかこの部屋アンティークって言ったらそうだけど、
白い感じじゃなくて
“こっくりした色”
つまり焦げ茶っぽいし!
いや。
一番重要なのはそこじゃない。
なんで明らかに人が住んでますって感じなの!
見たところベッドが無い代わりに
普通の部屋より2つドアが…
ルームシェア?!
