「僕と付き合ってほしい。必ず、幸せにする」

 まるでプロポーズのような告白。
 その熱のこもった強い意思を込めた瞳が胸をついた。

「約束するよ。側にいてほしい……正直、君のいない毎日はもう考えられないんだ」

 最後の呟きは、山内さんのココロの声が溢れたようだった。山内さんが、いなくなってしまう……。それは、私にとっても考えられないことだった。

 山内さんがいなくなってしまったら。本当に、一人になってしまうんだ……私の弱いココロが、ズキンと痛んだ。