1人は寂しくて…不安で…


「あいつらまじ許せねぇ!!」


「ありがとう…」


「おう…それより、大丈夫か?」


何も言わず部屋に連れてきてくれた。


ずっとそばに居てくれる彪兎。


あたしは、彪兎に恋してたんだね。


「お前には俺が居るから。
 もう大丈夫だから」


「ありがとう…」


涙があふれた。