答えがわかって、先生に聞いてしまったことに後悔してる自分がいて、思わず口から溜め息が漏れた。



「おっ?答えがわかったか?」


「……うん、まぁ……一応……」



2階の人は聞こえないと思ってんのかな?


それともワザと聞かせてる?


そういう趣味?



「せ、先生?」


「あ?」


「先生は、その……平気なの?」



私、何聞いちゃってんだ?


そんなこと聞いてどうすんの。



「まぁ、俺もさぁ……健全な男子だから最初は興奮した。けどな毎晩だぜ?今はもう慣れた。どんだけ好きなんだよって感じ?」


「ふーん……」



慣れって怖い。


でも、母親のを初めて聞いた時には気持ち悪いと思ったけど、何回も聞いてるうちに何とも思わなくなって、先生の言うこともわかるかも……。



「てか、佐々木?お前、ムラムラしてんの?」


「はぁぁぁ!?!?」



夜中なのに大声を出してしまった。



「な、何、言ってんの?この変態教師!先生なんか知らない!」



私は布団に寝ると、頭から布団を被って目を閉じた。


先生のバカ!


変態エロ教師!