【先生×生徒シリーズ】運命のトライアングル




先生が、そっと唇を離す。


何を言われるんだろう……。


そう“ドキドキ”しながら待ってると……。



「腹減ったし、何か食って帰るか!」



と、私の頭をポンポンとした。


さっきのロマンチックなキスが嘘みたいだ。


また、いつもの先生に戻ってるし。


先生は“よいしょ”と言って、座っていた階段から立ち上がった。



「行くぞ?」



そう言って、さっさと歩き出す。


先生の背中を見つめる。