空がもしも海ならば







告白終わったのかな?



そんな事思っていると、薫が走り去った。やっぱりダメやったんかな。
また昨日みたいに緊張して無理やったんかな。





薫のあとを追いかける。





「薫!」




2人とも足を止めた。



薫の様子が確実に昨日と違う。





「薫、どうやったん?」





「…………」




薫が俯く。





「薫?」




「ふられた…。だから無理って言うたやん!!杏が無理やり連れて行くから悪いねん!!」