ティシャツをまくりあげられて、隼人の手が胸に触れる。
「やぁ、」
声がもれる。
はずかしい…、
隼人の手が直接触れてくる。
びくっ、と体が反応する。
すると隼人はキスをやめ、私の目を真っ直ぐに見てくる。
その目は怒りと欲望の色が混ざっていた。
「はぁ、はぁ」
私は酸素を吸おうと必死だ。
「にげられる?」
「えっ…」
「小百合は男にこんな風に襲われたら逃げられるの?」
重い声。
「逃げられないでしょ、」
まだ隼人の言葉は続く。
「俺は、小百合が心配なんだよ、」
耳をふさぎたくなった。隼人が私を心配してくれることが、私はとても辛くて…

