リトル・ラブ



「とりあえず、中入る?」


隼人は私を部屋にいれてくれた。


…よかった、追いかえされなかった…


安心感を密かに感じついる私に、隼人は、


「で、どうしたの?こんな時間に?」


ん?隼人…なんだかちょっと怒ってる…?


いつもよりも少し低い隼人の声に私は違和感を覚えた。


「えっと、その…」


隼人に会いたくなった、なんて言える訳がない。


な、なにか別の理由を…!!


「小百合は、危ないとか考えなかったの?」

私の目を見て真っ直ぐに聞いてくる。


危ない…?なにが…?

私はわからなくて考えていると、


「小百合は女の子でしょ」


低くて、イライラしたような声。でも少し優しさが含まれている