「こうやって二人で話すの久しぶりだな」
柊は言った。
「そうだね」
「夏姫」
「ん?」
「ごめんな」
柊は突然謝った。
「えっ・・・・」
夏姫はびっくりした。
「夏姫最近、笑わないから。俺のせいかなって」
柊は言った。
そういえば最近、あまり笑っていなかったような気がする。
柊は、私のこと見ててくれてたの?
「夏姫?」
「あっ、そうだっけ?気付かなかったよ」
夏姫はとっさに嘘をついた。
「ごめんな」
「謝んないでよ。柊は悪くないよ。私こそ、心配かけてごめん」
夏姫は言った。柊は、悲しそうな表情をしていた。
「そういえばさ、今日は未来ちゃんと一緒に帰らなかったの?」
夏姫は、とっさに話しを変えた。
「あー、うん」
柊は言った。
「未来ちゃん、かわいいよね。素直だし。優しいし。何より・・・・・柊のこと、本当に好きなんだなぁって思う」
夏姫は笑顔を見せた。柊の隣りでは、笑っていたい。そう思った。
「夏姫、あのさ」
「もう帰らない?遅くなるの嫌だし」
柊が何かを言いかけたが、夏姫は何も聞きたくなかった。
今、こうやって柊の隣りにいられるだけで、十分だった。
幸せだった
そして、柊に家まで送ってもらった。
見えなくなるまで、柊の背中を見つめていた。
柊・・・・・
あの時、何を言おうとしたの?
柊は言った。
「そうだね」
「夏姫」
「ん?」
「ごめんな」
柊は突然謝った。
「えっ・・・・」
夏姫はびっくりした。
「夏姫最近、笑わないから。俺のせいかなって」
柊は言った。
そういえば最近、あまり笑っていなかったような気がする。
柊は、私のこと見ててくれてたの?
「夏姫?」
「あっ、そうだっけ?気付かなかったよ」
夏姫はとっさに嘘をついた。
「ごめんな」
「謝んないでよ。柊は悪くないよ。私こそ、心配かけてごめん」
夏姫は言った。柊は、悲しそうな表情をしていた。
「そういえばさ、今日は未来ちゃんと一緒に帰らなかったの?」
夏姫は、とっさに話しを変えた。
「あー、うん」
柊は言った。
「未来ちゃん、かわいいよね。素直だし。優しいし。何より・・・・・柊のこと、本当に好きなんだなぁって思う」
夏姫は笑顔を見せた。柊の隣りでは、笑っていたい。そう思った。
「夏姫、あのさ」
「もう帰らない?遅くなるの嫌だし」
柊が何かを言いかけたが、夏姫は何も聞きたくなかった。
今、こうやって柊の隣りにいられるだけで、十分だった。
幸せだった
そして、柊に家まで送ってもらった。
見えなくなるまで、柊の背中を見つめていた。
柊・・・・・
あの時、何を言おうとしたの?


