無理矢理…車に乗せられた私に優しく話しを聞いてくれる神崎さん。


「家で良かったら…」


なんて言ってくれるし、でも迷惑かけられないから、私は神崎さんの誘いを断った。


ウチの親が私を置いて、夜逃げさえしなければ…


あぁ…また、泣けてきちゃう。



私って…なんて不幸な子なの…



なんて…悲しみにふけっていたら隣に座ってた


あの…感じの悪い男の子


八女 樹が俺の家に来いだって…


絶対にお断り!


死んでも行くもんか…


って心の中で絶叫したけど、私がつけたアイスのせいで撮影に使うはずだった服がダメになり…


しかも、買い取りになってしまったらしい…