Gメン達の挽歌【短編】

「ボス。いや、工藤署長。お話が有ります」

「場所を変えよう」



署の屋上に場所を移し、署長は厳しい表情で俺に言った。

「岩本主任。キミは頑張りすぎた。少し疲れてるんだよ」

「署長。誤魔化さないで、お守りについて聞かせてください」

「お守りか。そうだ。ちょうど、もう一つ持っているよ」

懐に手を入れる工藤署長。

「これだろう?」




懐から取り出して、俺に向けたのは銃口だった。