Gメン達の挽歌【短編】

コーヒーを飲んでしまった制野に最早、抵抗する気力は無かった。

「プハー。美味い。タバコって、こんなに美味かったんですね」

「馬鹿ヤロウ。帰ったら更生施設行きだぞ」

「おやおや。またしても仲間割れですか?いけませんな」

「あんたも吸うんだよっ。あははは」


俺の前にしゃがみ直す林。

だが、俺は策を思いついた。



「分かった。吸うから、俺にもコーヒーをくれ」