目の前には、少し困った顔した顔の間宮がいた 不覚にも、そんな顔でも可愛く見える… その後ろには、気まずそうな顔の間宮の友達がいた 「水谷くん…もしかして話し聞いてた?」 率直に聞くもんだから、声も出ずにうなずいた 「ごめんね。私ほかにも付き合ってる子がいるの…」 パリンッ 何かが壊れる音がした 「やっぱ同じ学校はヤバかったかな。フフッ。まぁそれでもいいなら付き合うけど…どうする?」 (もう何も聞きたくない…)