頭を下げた俺には間宮の顔を見る勇気はなかった






「いいよ」



(やっぱり。俺なんかが手が届くレベルじゃねえもんな…うん。)






(んん…?!)




(今誰が返事した…?)





「私も水谷くんのこと気になってたし////」





がばっ!!



勢い良く顔を上げて見てみると
リンゴみたいに顔を赤くしている


(なんて可愛い…)






(じゃなくて!)
「えっ!本当に付き合ってくれんの?俺まじだよ?!」


「私だって本気だよ///」





(ああ…俺もう幸せすぎる
一生分の幸せ使ったのかもしれない…)




(神様ありがとう…)