* トータルファッションは、ブランドもので固めた。 露出は少ないものの、少し派手めなものばかり。 髪の毛は黒髪ではなく、金髪に近い茶髪で。 メイクは、つけまつ毛にアイライン。 「…よし!」 鏡のなかの自分と格闘した時間は既に10分が経過していた。 「あああ!!遅刻しちゃう!!」 …遅刻はしないだろ!電車が遅れるの! そう自分に突っ込みを入れ、8センチのピンヒールで新しい一歩を踏み出した。