いつからだっけな?

こんな生活に慣れてきたのは…


深夜にかかる少し前、僕はベッドから起き上がり、顔を洗う


一つのベッドに寄り添うたくさんの女の子たち、男は僕一人

朝からずっとやっていたせいか、とても無邪気に眠っている


「まだおねむなのかな?」


のどをくすぐるような声で頭を撫でると、ゆっくりと起きてゆく


みんなの分の食事を用意するのも僕の仕事


今日はコーンフレークと豆乳

少食な彼女たちにとって、栄養価の高い豆乳は一石二鳥


一心不乱に食べる様子を微笑ましく見守りながら、僕は一人焼いただけのパンを食べる