青い空のような色のロギアに対し、紅い血を思わせるアルバトロス


装甲の色以外は全く同じ二機が対面するのは、これが初めてではない



「ラムダ!貴様のせいで、イータもファイも死んだ!一体お前は、何がしたいんだ!?」


互いにビームガンを構え、無線が繋がる

コクピット画面右端に映るのは、かつての親友ラムダ




「まだ分からないのか!ロー!」

「なにぃ!?」

「月に住んでいた俺達に一方的に戦争を挑んできた地球人に、これ以上好きにさせてたまるものか!」

「だからって!地球に核を撃ち込むなど!」



互いに同じ武装でありながら、アルバトロスのバックパックには、唯一違う兵器

核が搭載されていた


アルバトロスが破壊されても、爆発してしまうため、手を出せずにいた。


「ミューがその身を犠牲にして渡してくれたアルバトロス。俺の願いを完遂するまでやられはせん!邪魔をするのなら、ロー。お前とて倒す!」


銃口が頭部からコクピットへ移り、被ロックの警戒アラーム