かちのかち

女は待ちきれなくなった。
「何を躊躇しているんですか!爆撃隊の到着を30分も待つ気ですか!私達に任せてください、20分いや10分であの化け物を消して見せます!!」


「むぐ…仕方ない。ただし失敗は許されないぞ、酒田少尉。」


「勿論です!では、失礼します!」

女は走り去った。



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「行ったか……私の判断は正しかったのか?」

「もう彼女達にかけましょう。」