それはいきなり訪れた。


プルルル…プルルルル…


朝一番。
目覚ましの音ではなく俺の家には電話が鳴り響いた。


「蓮!!れーん!!優羽ちゃんのお母さんから電話よ。」


母親の言葉で僕は階段をダッシュした。