「私、虹大好き!!
だって涙の雨から笑顔の太陽になったときに現れるでしょ!
虹は幸せの証だよね!」



そう言って光は満面な笑顔を見せた。



幸せの証……か


確かにそう考えると虹が余計にいいものに見えてきた。



「そう考えると俺も好きだな」



そう俺は呟いた。



「ねぇ、蒼ちゃん。たまには晩ご飯食べに来ないの?」