頂上に辿り着き、椅子に座り合図をする。
それを確認したシンシは垂直にジャンプした。

何度見ても、何度体感しても、亀がジャンプすることが信じられない。

「…っと、居た居た。ハムスターさん」

降りたった場所からは、小さな家からはみ出たハムスターのお尻が見える。