怒り…






自分であることに対する


苛立ち…



そして



この状態を自分で選択してきたこと
あっているのか

間違ったのか


わからない



不安



戦いはそれだけではなかった…



彼のコトバは私を傷つける…



それだけ…?



私の愛する彼は…


自分しか愛せない…


愛する自分を愛する私


だから、私を愛してくれる。


心が満たされない時に癒してくれる私が好き…




彼が家に帰らなければならないときワガママを言わない私が好き…



少し寂しがる私が愛しい…




私はなんなのだろうか…?



彼のメインの人生には現われる事のできない隠し味的な存在



スパイスでしかないのだ。



私の愛する彼の過ち…

私の命を削ってしまうくらいの痛みを

彼は、喜びと共に私に与える…




私の時間は待つコトに費やし


彼の都合の良い様に動いて行く…



彼が私の瞳から去った瞬間、一時停止のポーズボタンが押される。

このポーズボタンは、彼にしか解除出来ない…


私には、彼の条件を受け入れる か 関係を終わらせる という二つのカードしかなかった。



私は、彼から遠ざかるという選択肢はなかった。



彼の与えてくれるココロの場所は、自分の価値そのものだたからだ。


戦い…




それは私の戦いだったのだ。


自分がどこまで耐えて彼に尽くすコトができるのか…

ひとり


孤独


不安


怒り


私は少しずつ笑顔を失っていった…