君は優しい

「あれ?どうしたのそこ?怪我してるよ?」

そういって僕に話し掛ける君

それが嬉しい

でも

「あ!ごめんね!」

そういって君は走り出す

君の恋人のもとへ

優しい君は知らないだろう

僕の想いを

君の優しさが一番辛いことを

でもあいつと話す君の笑顔が一番綺麗だと知ってるから

僕は笑顔を貼付けて

僕は想いに蓋をして

゙イイ人゙の振りをしよう





僕はヒーローにはなれないから