「じゃあ…ありがとうございました」

雛は洋介に家まで送って貰った。

「おう…」

「おやすみなさい」

雛が家の中に入ろうとした時…

「ちょい待て」

洋介が雛の腕を掴み…

「……」

雛のおでこにキスをした。

「!」

「おやすみ」

優しい笑顔で洋介が雛を見て歩いて行った。

雛は洋介が見えなくなるまで見送っていた。