睨んで訴えてみると、彼が突然窓の方を向いた。 「…窓?」 つられて向けば、頬に感じる温かいもの。 「…ちょっ…」 (今、ほ、頬に…!) 「今度はここにしようかな?」 イヤらしい手つきで私の唇を触る彼は、中学生とは思えない甘い声で。 「顔、近くない…?」 「早く、」 「……強制じゃん。」 「何か?」 「あぁ、もう!私は健斗が好きですー!これでいいですか!」 「うん、よくできました。」