†激恋スクールライフ† *ver.♀





「ちょっ、ソラ、くすぐったいっ…」



ワンッ



「舐めちゃダメっ」




とは言うものの、止めない私も相当な動物好きだと思う。



ソラは私にお構いもなく顔中をペロペロ舐めてくる。





「この子、凄い甘えんぼさんだね。」




こんなにも見知らぬ人に懐くなんて。


そう昂くんに話しかけた…つもりだったけど昂くんは無言。



…あれ?





「昂、くん?」



「…そいつ俺には懐かないのに。」




え、そうなの?



昂くんが拗ねた顔でこちらを見る。



(…っ、反則。)