†激恋スクールライフ† *ver.♀





「そいつはソラ。豆柴な。」



で、こっちがー…と簡単に説明していく昂くんはなんだか楽しそう。




「…ふふっ」



それが可笑しくて思わず笑みが零れた。





「…なんだよ。」



「昂くん本当に動物大好きなんだなって。」



「悪いかよ。」




昂くんはもう隠すことを諦めた。


それが嬉しいってのもあるんだけど、それは内緒。





「ソラ、おいでっ」



ワンッ



小さい体で駆け寄ってくるソラを優しく抱きかかえた。