「…やばい、鼻血ものっ…」 「…そろそろ行こうか。鼻血出さないでね。」 苦笑いしながら先にリビングに入ったのは満くん。 それに続いて私も入る。 「…おせーよ。」 「ごめん。」 …もう真顔だしっ! スイッチ変わるの早い! 昂くんはちらっと私を見ただけで、直ぐ様視線を子猫の方へ向けた。 …精神的ダメージが強すぎる。 ――でも、それより。 「子猫っ!」 私も動物大好きです!