一花ちゃん。 彼女は俺の一番大切な子。 もー、見てられないの。 彼氏だから? なんて…言い訳にもなってないよ? 好きだからこそ、本当に幸せになってほしいんだ。 でも、その相手が。 「もー、反則でしょ…」 俺にしてくれるだなんて。 嬉しすぎて、電話を切ったあともニヤていた。