(頭の中、すっごいごちゃごちゃだ…)




たぶん、助けてほしかったんだと思う。



気づいたら彼に電話を掛けていた。










「…うん、事情は分かった。単刀直入に聞くけど…一花ちゃんは陸のことどう思ってるの?」



「そりゃあ彼氏だし…「じゃないでしょ?」




なんで?彼氏だし好きに決まってる。





歩夢に電話を掛けたら、歩夢は私を近くのカフェへと呼び出した。



そこで話してみたんだけど…間違いだったかな。





次に来る言葉に緊張してか、私は目の前にあったコーヒーを一口飲んだ。