「る、い…?」 「あ、おはよ。」 「どしたの。」 好きな人といると時間はすぐ過ぎてしまうもので。 気づいたら月曜日で学校だった。 最初に見たのは琉生の顔。 ――琉生の頬。 「…これは――「彼女さん?」 「…御名答。」 叩かれちった、と悲しげに彼は頬を撫でた。