「優姫菜、」 「は、はい!?」 「家どこらへんなの?」 …あ。 違うこと考えてたから気がつかなかった… はっとして周りを見るとそこはもう家のすぐそば。 「…この家の二軒先の家だよ。」 もう少し話していたかったな。 「そっか。」 「うん。」 そんな欲、叶えられないけど。