その後、晴紀くんは直ぐに戻ってきてくれて一緒に道を歩く。 「……」 「……」 (き、気まずい…) 好きな人と歩くなんて初めてだから何話していいか…っ ちらっと私より背が高い晴紀くんを見上げてみる。 「…ん?なんか付いてる?」 「…ううんっ」 やっぱり晴紀くんはかっこいい。 笑顔でこちらを見るから、私は恥ずかしくなって顔を下に向けた。