†激恋スクールライフ† *ver.♀





「光輝くん!翼くんのことなんだけど。」



「あー、俺もそのことで話しに来たんだ。」




へっ?と間抜けな声を出す私に、光輝くんはやっぱ可愛いと微笑んでくる。




「…っ…じゃなくて!何かあったの?」



「んー、翼と何あったか知らないけど。あの日から翼荒れてんの。机は蹴るわ企画書は気に入らないと破り捨てるわ…」




やれやれと両手を上げ、降参状態らしい。




「…なんで?」



「気づかない花音ちゃんも可愛いけど…一つ言えることは。」




"花音ちゃんが必要ってこと"




「分かんないよ…」



「じゃあ屋上行って。どうせそこで寝てるだろうから。」



「…分かった。」