(なんか…寂しい。) 私が初めて拒否をした日から数日が経つんだけど。 翼くんからの命令が…ない。 「あの時、勢い任せに落としちゃったからかな…」 打った背中は相当痛かったはず。 「誰を落としたの?」 「…わっ、光輝くん。」 「俺じゃダメだった?」 「いやいや!」 それならよかった、と隣の空いている席に座る光輝くん。 …そうだ、同じ生徒会だから何か知ってるかも。