†激恋スクールライフ† *ver.♀





(く、苦しい…)




さっきとは形勢逆転して、私は翼くんに押し倒された形になり。


息つく間もないまま、唇を落とされる。




初めて、なのに。好きな人とキスするの…初めてなのに。




「…い、っや…」



…こんなのやだよ。



「…はっ、お前が光輝と話すからだろ…っ」



「光輝くんは友達だか…らっ」



「だから、ムカつくんだって。」




訳わかんない。


翼くんが怒ってるのは分かるのに、言ってることが何もわかんないよっ…




…だから、好きじゃないなら。




「や、めて!」




――私をこれ以上苦しめないでください。