†激恋スクールライフ† *ver.♀





「つ、翼くん…?」



この人の行動が読めない。



「泣いた痕。」



うん、泣いてたよ。翼くんといるのが苦しくて。


だから、何…?




「なんで。」



「…翼くんには関係ないよ。」



「光輝には?」



光輝には言ったのか、と。


翼くんは表情を崩さないまま聞いてきた。




(言ってないよ。)




光輝くんは言わなくてもちゃんと気づいてくれた。



私も崩さないままううん、と首を振った。