†激恋スクールライフ† *ver.♀





「なぁ、」



「……きゃっ」




目の前に立っていたからか、腕を引っ張られて。




「……」



「ご、ごめんっ…!」




気づいたら翼くんを上から見下ろす形になった。





これは、早くどかないとマズいんじゃ…?



でも、力を入れて退こうとしたのに翼くんはじっと見つめてきて。





「…んっ」



親指で私の目尻を拭った。