私のせいだ… たんこぶが出来なかっただけでも幸いかな。 「早く起きますよーに。」 彼の手を握ってそう願った。 「…ん。」 「あ、起きた?よかったー…」 数十分後、彼の意識が戻って安堵の溜め息が漏れる。 「ここ、」 「保健室だよ。」 「あー、ボールが頭に…」 「痛くない?」 「まぁ…」 簡単に会話をすると、記憶は大丈夫みたい。