夏の名前





俺に対して、哀れみだとか、さけずみだとかいった感情を持たない生き物は、嫌いじゃなかった。



それに、言葉も持たない。



でも、今日は俺の感情を読んでいるかのような目を向けてきた。



たまらなくなって、窓から見える星空を眺める。



相葉さんとの話を思いだした。



恒星とは何かと聞かれたのだ。



相葉さんと俺に例えてみたけど、理解できていないようだった。




―相葉さんは、それでいい。