夏の名前





「そして、相葉さんに出会ってからの俺が、月。」



「…余計に意味がわかんない…。」



「それでいいんです。」




そのあと、ニノが何か呟いたが、聞き取れなかった。









空にいっていた視線を、前方に戻す。



腰に、腕の感触がまだ残っていた。



腕を強くまわされたとき、



“ごめん。”



って声がした。




―ニノ?


なにが“ごめん。”なの?