夏の名前




「相葉さんなら、信じられる。」




…言ってしまった。


「ほんと?」



ごめん。
違うんだ、相葉さん。

…無理だと伝えたいんだ…。



「嘘だったら言いませんよ。」




また口が勝手に動く。


どうしていいのかわからない。


でも、


こんなに嬉しそうな相葉さんを前に、

何と言えばいいのだろう…。



「じゃあ、明日はお互い支度ね!」




―支度。



俺は、何をすべきだろう。


あさってにどうすればいいのだろう。