この日から俺たちは付きあう事になった。 告白した日から1ヶ月。 いつもと変わらない毎日。 「じゃあ、帰るか~」 響歌が頷く。 俺は仲間の達郎(たつろう)、和樹(かずき)、颯人(はやと)に「じゃあな」って言った後、響歌は親友の瑠璃(るり)に手を振った。 手を繋いで、響歌を送った。 「じゃあまた明日な」 そう言い、響歌の家の前でわかれた。 俺の姿が消えるまで響歌は手を降り続けた。