昨日父親は帰ってこなかった。 今日も私は朝から慎也と一緒に登校中。 私の肩を叩いてから慎也が言った。 「元気ないけどなんかあった?」 すぐ携帯で文字を打った。 【なんでもないよ】 「そっか…」 と前を向いて歩き出す。 なんでもなくない。 私の気持ちに気づいて!