最高の出会い方をして、


最悪な別れ方をした私たち






それはきっと運命というもので、ずっと前から決まってたんだ。


だから


本当はこんなこと言ってはいけないのだろうけど…


ごめんね。


私の本当の思いを、この場を借りてあなたに伝えたいと思います。



“最高”
ではなく最悪な、



“最悪”
ではなく最高な、




出会い方と

別れ方を……


したかったです。





『最悪な出会い方をして、最高な別れ方をした』



それなら、たとえ結果は同じだろうと…


逆よりはいいでしょう?









あなたがどう思っているのか、知る由もないけど


聞くことも出来ないけど…



あなたが私と同じように思っていることを、願っています。








いつか、この想いが薄れるときが来ようとも


あなたと過ごした日々の記憶が、消えてしまうときが来ようとも




確かにあの頃の私たちは、今と比べられないほど笑顔で


確かにあの頃の私は、あなたからの溢れるばかりの愛を感じて









とても、とても…


幸せでした。










それだけでも、幸せだったことを覚えていれば…十分でしょう?






笑って泣いて落ち込んで。

怒りながらも愛を求め。



忙しかったあの頃。

もう戻れない、過去…




あなたは、私の…




元恋人。


元彼氏。





…ううん。



あなたは、私の







『初恋の人』










たとえこの先、誰かを好きになろうとも


あなたのことだけは、きっと忘れないでしょう。